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AKG K700の素晴らしい音楽、性能 [AKG]

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IL300Affettoの進化の過程を述べる前に、
AKG K700シリーズのことを知っておけば、最適なベンチマークになります。

AKG K701、K702の音楽とは、どんな音楽でしょうか。
一般的な評価は、高音が美しい、低音が少なめ、解像度が高い、音場が広い。という感じです。
この評価は正しいですが、私は低音が少ないと思ったことはありません。
このバランスがリファレンスだと思います。
リファレンスとは何かと考えると、
「自然にスピーカーを聴いているのと同じ音」だと言えます。
K702はスピーカーで聴いているのと同じ音楽を聴くことができます。

オープン型ならではの、抜けの良い高音、高い透明感、ダイレクト感のある低音、広い音場、
そして非常に高い解像度、精密で豊かな音楽表現。

それでは、K712になって、何が進化したのでしょうか。
私に明確な答えをくれた人は誰もいません。
なので、自分で答えを見つけました。
K700シリーズは中国産、K712はスロバキア産、
構造が全く同じヘッドホンを、なぜ違う国で生産するのでしょうか。
何か隠された違いがあることは確かです。

私はフルオープンのK700が好きなので、
K712にはK702用の普通のスポンジのイヤーパッドを付けています。
抜けが良く、K702と同じ広い空間になります。
つまりK702とK712を同条件で使っています。

私の主観では、K702とK712の違いは、
「K712はダイナミックレンジが少し上がった」と感じます。
この違いが数値的な違いなのか、聴覚的な違いだけなのかは分かりません。
差は小さいので、性能が低いアンプだと、ほとんど同じ音に聴こえるでしょう。

分かりやすく説明すると、
K702では、ボーカルや楽器が少し遠めで平面的だったものが、
K712では、ボーカルや楽器が鮮明で立体的に描かれるようになった。
音の強弱の幅が上がった、ダイナミックレンジが上がったと言うことができます。

K712はK700シリーズの良い点はそのままで、
「ボーカルや楽器の再現力が上がり、立体的で臨場感のある音楽になった」と言えます。

実はIL300Affettoの性能、音楽、進化の過程が、
K700シリーズ、K712と非常に似ています。




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