SSブログ

AKG K701 バランス化 [AKG]

最高のヘッドホンAKG K701

20150919_170718-2.jpg

K712は既にバランス化済みだが、
K702(古い)もバランス化しようとしたら、ドライバが故障してしまった。
ジャンク品でも買って、ドライバを交換しようと思ったが、
K701の中古が非常に安く手に入った。
これが価格の割りに程度が良かったので、K701をバランス化することに。

20150919_122157-2.jpg

通常のバランス化とは少し違う。
K702のコネクタを移植してしまった。
つまり、ケーブルを脱着できる。

20150919_171641-2.jpg

これでK712とK701をバランス化できた。
ちなみにK240Studioもバランス化済み。
コネクタはノイトリック RT4MP 4ピン

20150919_170943-2.jpg

私は純正ケーブルでバランス化する気は毛頭無い。
純正ケーブルではK701の良さは出し切れない。
3種類のバランスケーブルを製作済み。

20150919_174826-2.jpg

上から、ベルデン88761、ベルデン87761、カナレL-4E5C。
ベルデンは外皮を剥いて中線だけを使用。2本+2本でツイスト。
88761と87761は、シールド性能は88761が高いが、剥いたら中線はほとんど同じ。音も同じ。

【 ベルデン88761、87761 】
とにかく透明、伝送ロスが無い。
音を正確に、精密に伝送する。
音の細部まで再現する。情報量が多い。
SNが高く、透明感が純正ケーブルの比ではない。
音が精密で、立体感もある。K701の性能を出し切る。

【 カナレL-4E5C 】
ケーブルの太さ、柔らかさ、非常に使いやすい。
ベルデンほどではないが、伝送能力も高い。
純正ケーブルよりは間違いなく良い。
性能、バランス、使いやすさ、万人に勧められるケーブル。

ノーマルK701とK701+ベルデンの違い。

これは全く違う。
SN、透明感、立体感、情報量が全く違う。
音の余韻まで正確、精密に再現する。
くっきりして解像度も高い。
本当のK701の音を聴くことができる。
もちろんアンプも相応の性能が求められるが。

K701とK712の違い

同じケーブルを使うと、K712もK701もほとんど同じ音になる。
音質的には、ほとんど同レベルという感じだが、少し違う。
K712のほうが、音楽の表現力があるように感じる。
ダイナミックレンジが少しだけ上がっているのだろうか。
音の強さ、くっきり感、K712の音楽のほうが心に強く伝わると言えばいいだろうか。
しかし、普通に使う分には、ほとんど同じと言ってもいいかもしれない。
リラックスして聴くならK701が良いかもしれない。

やはりK700の音楽はすばらしい。

K700シリーズは性能が高いのはもちろん。
オープンならではの音楽が素晴らしい。
リファレンスとしてバランスが良い。
透明で解像度が高く、付帯音が無い。
アンプの性能が高いほど忠実に再現する。
K700の良さを味わうにはアンプの性能次第ということ。
それと、良いケーブルを使えば尚良い。
つまり、ヘッドホン本体の性能がとても高いということ。
リファレンスの良さは、長く聴いても飽きないこと。
聴けば聴くほど、音楽の良さが分かる。

(補足)
私は他にベルデン88760でもバランスケーブルを作りましたが、88760は非常に硬い。
それと、伝送能力が高すぎてバランスヘッドホンアンプで、ある問題が発生しました。
端的に言えば、音が良すぎて問題が発生しました。(そのうちHAV3にてレビューします)
ヘッドホンには88761か87761が合っています。
ケーブルを剥くなら、88761がいいです。87761は非常に外皮が硬く、剥くのは重労働です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

MP3で豊かな音楽をAKG K701で聴く ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。