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レディーガガ「Joanne」 44KHz/24bit [音源、曲紹介]

世界最高のPCMハイレゾをAKG K812で聴く

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Lady Gaga「Joanne」44KHz/24bit

結論を言うと、この音源は凄い!
これがハイレゾの醍醐味である!

日本では、96KHzや192KHzにするのがハイレゾだと思っている。
ハイレゾの意義が全く理解されていない。
アメリカのマスタリング技術者はハイレゾの意義を知っている。
私に言わせれば、96KHzや192KHzにすることは、ほとんど意味は無い。
そんなことは、プレーヤーソフトでもできるし、アップサンプリング機能があるDAC、DDCもある。
私はJRiverMediaCenterで44KHzを88KHzにアップサンプリングしている。
そうすることによって、若干解像度が向上する。
それだけで済む問題である。

24ビットの良さを最大に発揮している「Joanne」

この音源の凄いところは、48KHzや96KHzにすることを全く考えていないこと。
24ビットにすることだけを考えている。
24ビットの良さを最大に発揮することが目的である。
それでは、24ビットの良さとは何ぞや?
それはダイナミックレンジの広さである。

それでは、ダイナミックレンジとは何ぞや?
映像や画像を扱う人なら分かると思うが、
映像や画像でのダイナミックレンジとは、色の明るさの階調のことである。
明るさの階調が広くて細かければ、暗闇や明るい場所でも正確なディテールを表現することができる。
明暗を正確に出せて、正確なディテールを描ける、遠近感や立体感も正確に描ける。
音のダイナミックレンジとは、音の強弱の階調のことである。
つまり、24ビットは音の強弱の階調の幅が広く細かいということ。

音の位置が計算されているような空間再現

24ビットの音源は、日本でも増えてきたが、
本当に24ビットのダイナミックレンジを使い切っているのだろうか?
と思うような音源ばかりである。
私が聴く感じでは、単に16ビットを変換しただけじゃないの?と思ってしまう。

「Joanne」の24ビット音源の凄いところは、
音の位置が明確で正確であること。空間再現が優れていること。
まるで、音の位置を計算して、空間設計しているのでは?と思うくらい。
AKG K812で聴くと、この空間は圧倒的になる。
まず、ボーカルの位置がはっきり分かる。立体的にボーカルが存在しているのである。
そして、周りの楽器の位置も明確で正確である。
広い空間を描き、中心にボーカルが明確に立っていて、
周りに各楽器がそれぞれ立っている感じがはっきりと伝わってくる。
こんなに空間再現が正確な音源は、私は初めて聴いた。
こんなに正確に空間を再現できるのは、24ビットのダイナミックレンジを有効に使っているから。
これこそ24ビットの醍醐味である。という完成度になっている。
レディーガガの「Joanne」は形式だけのハイレゾではない。
これが真のハイレゾである。

AKG K812で聴く24ビットとは

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24ビットの音源の良さを最大に味わうには、
再生装置や出力装置のダイナミックレンジが高くなければならない。
出力装置の中では、AKG K812が最もダイナミックレンジが高いヘッドホンである。
イヤホンならIL300Affettoということになる。
そのためには、まずSN比が高くなければならない、
ヘッドホンならオープンでなければSN比を高くすることができない。
その上で、ダイナミックレンジを高めるためには、
一言で言うなら、音をいかにロスなくそのまま出力できるか、
入力した音をそのまま出力できるか、という性能である。
つまり、出力効率が高いということ。
よく言われる、音が篭っている、ベールがかかっているなどは、音を出し切れていないこと。
そして、単純に感度を上げて音量を上げても、音がピーキーになり、雑音も増える。
K812は音量が取りやすいが、雑音は無く正確な音を出す。
つまり、K812はSN比が高く、出力効率が高いのでダイナミックレンジが高いヘッドホンである。

ダイナミックレンジが高いヘッドホン、イヤホンで聴くと、
24ビットのダイナミックレンジをそのまま聴くことができる。
音の強弱の階調が広くて細かいということ。
正確な音のディテール、正確な音の位置、正確な空間再現が出来るということ。
具体的に言うと、マイクの向こうにボーカル、楽器が立っている正確な存在感、立体感があるということ。

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ちなみに、同じ音源のMP3 320Kbpsを聴いて見ると、
24ビットを聴いた後では、聴けたもんじゃない。
空間が潰れてしまう。空間が存在しない。平面の音楽になってしまう。
全く音楽に没入できない。
音楽のクオリティーが全く比較にならない。

AKG K812の性能を最大に発揮するには、やはりバランス駆動

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K812のレビューをまだしていないが、
結論を言うと、バランス接続すると圧倒的な音楽になる。
バランス改造のレビューは別途したいが、
私のK812の概要は、
まず、ノーマルのLEMOコネクタは残しているが使っていない。
代わりにミニXLR4極オス端子を付けた。
つまり、他のヘッドホンとケーブルを共有できる端子にした。
なので、外部ケーブルはBELDEN88761と87761の4本出しを使っている。
そして、内部配線はノーマルの配線は残しているが外している。
代わりにBELDEN8503で配線した。

世界最高のソースは、やはりStyleaudio

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バランス出力するためのソースはStyleaudioのSAPPHIRE/LE。
バランス出力するヘッドホンアンプはVICJOHNAUDIOのHAV3。

SAPPHIRE/LEは音質で言えば、iHA-21EX-ZIIとほぼ同等。
OPA627の最高の音をバランス出力のソースとして使う。
HAV3のOPAMPは、これに合わせてLME49990に換えた。
なぜ、LME49990でなければならないのか。
LME49990が最も性能が高く、くせが無い音であるから、
OPA627の音を最も良い音で、そのまま出すことができるから。

ソース SAPPHIRE/LE
バランスヘッドホンアンプ HAV3 LME49990 15V入力
ヘッドホン AKG K812 バランス接続 BELDEN88761 内部配線 BELDEN8503

AKG K812とSAPPHIRE/LEのバランス出力の音とは

まず、HAV3のアンバランス出力で聴いて見ると、
音質はiHA-21EX-ZIIのヘッドホン出力とほぼ同レベル。
iHA-21EX-ZIIはヘッドホン用の音作りをしているので、
SAPPHIRE/LEと比べると、若干すっきりした整頓された音楽のように感じる。
それに対してSAPPHIRE/LEはスピーカー用の音作りがされているので、
ヘッドホンで聴いたら、若干ごちゃごちゃ感がある。
SAPPHIRE/LEは一つ一つの音が強くてはっきりしている。

では、バランス出力して聴いて見ると、
見事に空間が広がる。
アンバランス出力でのごちゃごちゃ感が全く無くなる。
一つ一つの音が強くてはっきりしていて、音が完全に分離される。
見事な音である。
SAPPHIRE/LEの特徴は、単にOPA627だから音が良いのではない。
SAPPHIRE/LEの最大の良さは、完璧にチューニングされていること。
音が強くて明確で精密であること。
音像やディテールが明確で正確であること。
一つ一つの音が完成していて、音楽のディテールが完成していること。
それらの完成された音が、バランス出力によって、
より明確にはっきりと表れる。

SAPPHIRE/LEをバランス出力した音とは、
まず、元々高いSN比がさらに高くなる。
空間がより広くなり、音も広くなる、迫力が格段に増す。
そして、バランス駆動することによって出力効率が上がるので、
ダイナミックレンジもさらに上がる。
それらにより、一つ一つの音が、よりはっきりと強く、
まるで、別々に鳴っているように音が分離する。
結果として、正確な音、正確なディテール、正確な空間を描くことができる。
ボーカル、楽器のディテールが正確でリアルである。
定位、空間も正確で広い。立体感がハンパではない。

そして、K812の特徴は、
ダイナミックレンジが広くて、速くて正確な音なので、
音のディテールが精密で正確であること。
つまり、K812でSAPPHIRE/LEのバランス出力の音を聴くと、
とんでもなく精密で正確な音のディテールを描ける。
とんでもなくリアルな音、リアルな空間ということ。
この「Joanne」の24ビットの音源を聴くと、
マイクを挟んで、ボーカルや楽器を聴いているような感覚を感じることができる。

ここまでリアルな音楽を聴けるのは、
この組み合わせでしか聴けない。


宇多田ヒカル「Fantôme」のハイレゾとは [音源、曲紹介]

ポップス界の最高音質の音源

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2年前、First Loveの96KHz/24bitをIL300Affettoで聴いたときは、
それは衝撃の音であった。
24bitのダイナミックレンジの広さというものをIL300Affettoが忠実に再現する。
具体的に言うと、空間表現が圧倒的である。
今までの音楽の概念が根底から覆るほどの、今まで全く聴いたことの無い音であった。
単なる音源鑑賞ではなく芸術鑑賞の次元だと感じた。
宇多田ヒカルのハイレゾ音源は、単なるデータ量を増やしただけの音源ではなく、
製作者の音楽表現のコンセプトが伝わってくる、製作者の作品でもある。

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ハイレゾ音源を発売するアーティストの多くが、無名アーティストであることが多い。
つまり、宣伝のためにハイレゾを発売する。
それらの音源は、単にデータ量を増やしただけじゃないの?
24bitのダイナミックレンジを使い切っているの?と感じるような色の薄い音源が多い。
宇多田ヒカルのハイレゾ音源は、ハイレゾらしさを感じることができるように、
高ダイナミックレンジ、高コントラストの音作りをしている。
宇多田ヒカルの音源は、単なる歌を聴くだけでなく、
編集も含めた音源の質の高さを聴くためのものでもある。


96KHz/24bit、CD、MP3を聴き比べ

ハイレゾの96KHz/24bit、CD音源をFlacに変換したもの、MP3の320Kbpsの3種類を用意した。

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96KHz/24bitの音とは

まず、最も違うのは24bitによるダイナミックレンジの広さ。
具体的に言うと、奥行きのある音楽になる。
奥行きがあって、音の位置がビシッと決まる。
空間表現、定位が格段に上がる。
音の細かな強弱、抑揚まで詳細に描き出す。

音自体のダイナミックレンジも広くなり、末端まで音がしっかり出て、
リアルさ、躍動感、ボーカルの感情まで伝わってくるようだ。
そして、96KHzにより音が細かくなる。
解像度が上がり、音が精密になる。

音楽のディテールが非常に正確で精密である。
音楽に対する没入感が全く違う。

CD音源の音とは

基本的に圧縮してないので、情報量は多い。
音の欠落が無い、音が末端まで出る、音の密度が下がらない。
しかし、16bitになることで、べたっとした空間で奥行きが無くなる。
空間表現が曖昧になる。
44KHzになることで、音の精細さが下がる。

圧縮してないので、それなりのディテールはある。
私は最低でもCD音質で聴きたい。


MP3の音とは

CD音源より、さらにいい加減な音楽になる。
圧縮しているので、情報量が減る。
音が欠落する、細かい音が欠落する、音の密度が下がる。
空間表現も、さらにいい加減になる。
音楽のディテールが格段に下がる。

ハイレゾ、CDと比べると、ざっくりとした音楽になる。
私はMP3では聴きたくない、とりあえず聴ければいいという音楽のみ。


「Fantôme」の総評

音楽に関しては、私は分からない。あくまでも音質についてである。

以前の音源のように、ハイレゾらしさを前面に出した高コントラストの音作りではなく、
派手さは無いが、一つ一つの音を丁寧に精巧に作り上げた音源という感じである。
録音も最新であることも含めて、現在存在する音源の中では、間違いなく最高音質の音源だろう。
高音質の環境で聴けば、じっくりと深い音楽鑑賞ができる音源である。

以前の作品は、私にとっては音源製作者の作品という感じだったが、
今回の作品は、宇多田ヒカルの作品だと感じる。


DACは、ダイナミックレンジが最も高いWminiDACとiHA-21EX-ZII
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スピーカーはINFRASONICのBlow5
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ヘッドホンはK712とHD700
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そして、やっぱりIL300Affetto
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急遽参戦したK812
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私が所持しているDACの中でも、
WminiDACとiHA-21EX-ZIIは別格のダイナミックレンジの高さである。
24ビットのダイナミックレンジを存分に味わうことができる。
スピーカーのBlow5でも24ビットのダイナミックレンジを体感できる。
特にWminiDACとはXLRのバランス接続なので、圧倒的なダイナミックレンジになる。
ヘッドホンではK712とHD700は、24ビットを忠実に再現できる性能を持っている。
SRH1840でも体感できるが、どちらかと言うとリスニング色が強いので、あまり音の分析には向かない。
IL300Affettoは最もダイナミックレンジが高いイヤホンなので、
スピーカーやヘッドホンよりもダイナミックレンジの違いを体感することができる。
ダイナミックレンジに関しては、後述するK812といい勝負である。
そして、今回から参戦することになったK812。
以前から感じていたが、WminiDACとiHA-21EX-ZIIでは、K712とHD700では役不足感が少しある。
WminiDACとiHA-21EX-ZIIのために最終兵器を入手した。
K812については、別途詳細をレビューするが、
K712やHD700とは次元が1段階高い音の分析とリスニングができる。
そして、K812をリケーブル、バランス化するとどうなるかも別途レビューしたいと思う。

ハイレゾ化求む(2) [音源、曲紹介]

Ms.OOJA 「THE BEST あなたの主題歌」

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Ms.OOJAはいいね。
日本にこんなに歌がうまいアーティストがいたのか。
歌がうまいだけじゃない。
一曲、一曲に心がこもっている。
実力でメジャーになった歌手である。

Ms.OOJA 「翼」


ハイレゾ化する価値のある歌手。

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カバーCDが多いが、あえてオリジナル曲のCDを買った。
カバー曲もいいが、私はオリジナル曲が好き。
おすすめは、DVD付きのミニアルバムの「翼」、コンサートのDVDがとても良い。

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本当に良い音を聴くなら、圧縮音源では物足りない。
可逆のALACに変換して聴いている。
空間再現力、臨場感、音楽の深さがMP3とは違う。
コンサートのDVDを聴くなら、JAVS X3-HDSD-DACで聴くのが良い。
コンサート会場の臨場感を描き出す。

ハイレゾ化する価値がある歌手である。
ハイレゾ音源にすれば、すばらしい音楽になるのは間違いない。
コストをかけて音源を製作してほしいと思う。

ハイレゾ化求む [音源、曲紹介]

MAI KURAKI BEST 151A -LOVE & HOPE-

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昔、初期のCDは買った記憶があるが、どこにいったか分からないので、
久しぶりに買いました。
本当に良い音で聴きたいので、ダウンロードではなくCDで。
ベスト版なので、良い曲ばかり入っている。
DVD付き版を買ったので、これが良い。
DVD版の音源は48KHz/16bit。CDより良い音である。

いっしょに中古CDを沢山買いました。
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CDリッピングは圧縮しないで、ALACで。
MP3 320Kbpsとの差は小さいが、今はこの小さな差が気になるので、
情報量が減らない可逆で。

ハイレゾで聴きたい

倉木麻衣は宇多田ヒカルと共に、一時代を築いた歌手である。
なぜハイレゾ化されないのか?
若い頃は、アイドルだと思って聴いていたが、
今聴くと、音楽としては宇多田ヒカルより良いと思う。
実力の伴った歌手だと感じる。

ベスト版だけでもいいから、ハイレゾ化してほしいものだ。
CDの44KHzよりDVDの48KHzのほうが、ちょっとだけ情報量が多い。
マスターは48KHzと96KHzが多いと思うから、48KHzでも十分良い。
48KHz/24bitでもいいからハイレゾ化してほしいと思う。

44KHzより48KHzが良い

と私は思う。
CDは48KHzにしてほしいものだ。
録音は96KHzや192KHzが多いと思うから、
48KHzなら、1/2、1/4にするだけ。
プレーヤーで96KHzに変換再生すれば96KHzと変わらない解像度になる。
44KHzは、少し情報量が減るように感じる。

48KHzの広い帯域、24bitの広いダイナミックレンジ。
スケールの大きい音楽を聴きたいものだ。

可逆圧縮と非可逆圧縮 [音源、曲紹介]

LP-2024AとDENON SC-M39の音が良すぎて

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可逆圧縮音源と非可逆音源の違いが分かるようになりました。
現在のLP-2024AのOPAMPは、MUSES02を聴く割合が多いので、
ダイレクト側にMUSES02、トーン側にOPA627を挿して、切り替えている。

DENON SC-M39での音楽鑑賞が楽しくなったので、
古いMP3音源を聴いてみると、これが96Kbps。
衝撃、音がスカスカ。
骨粗しょう症の骨のように、スカスカである。
昔はこの音でも良いと思っていたのに・・・
幸い、この音源はCDを持っているので、リッピング開始。
可逆圧縮はape、ALAC、FLAC。非可逆圧縮はMP3の320Kbps。
CDのWAVEは1411Kbps。可逆圧縮は900~1000Kbps。MP3は320Kbps。
CD:100%として、可逆圧縮:約70%、非可逆圧縮は約20%。
今までは、CDとMP3の音の差なんて分からなかったが、
現在の環境で聴くと、可逆圧縮とMP3の差が分かる。

できるならば可逆圧縮を勧める

可逆圧縮のape、ALAC、FLACの3者の音は同レベルだろう。
apeは対応機種が少ない、FLACはタグ編集がしにくいので、ALACを使うことにした。
ALACはiTunesでリッピングできる。FLACはMedia Goでリッピングできる。
ALACとMP3の320Kbpsを聴き比べると、どちらも44KHz/16bitなので、
解像度、ダイナミックレンジなど音質は同じだが、MP3は圧縮に問題がある。
CD比で20%まで圧縮するというのは、圧縮しすぎである。
音を完全に復元できないほど、圧縮してしまう。つまり、音を削っている。
通常、聴こえないだろう音を削除してしまっている。
小さな音、細かな音、微細な音を消してしまっている。
音の余韻、反響、広がり、など細かい音が消えてしまっている。
ALACは、音の空間感がある。細かい音まで再現する。
通常、聴こえないはずの音が、現在の環境では聴こえてしまう。
本当に良い音を聴きたいなら、WAVEか可逆圧縮を勧めます。
お気に入りのアーティストは、CDを買ったほうが良い。ということです。

優れた再生装置は1dBを正確に再現する

というのが、私の持論です。
本当に優れた、DAC、アンプ、スピーカー、ヘッドホン、イヤホン、ケーブル、OPAMPなどは、
微細な音も漏らさない。
音の1粒、1粒まで正確に再現します。
SN、解像度、ダイナミックレンジ、音自体が良いということは、もちろんですが。
私が感じる、優れた再生装置と並みの再生装置の一番の違いは、
空間再現力です。
微細な音が、音の空間を作り出します。
0dBと1dBを正確に再現することが、一番重要です。
音源の上流から下流まで、音を欠落させないこと、劣化させないことが重要です。

心に響く"真実の音" [音源、曲紹介]

完璧なボーカル表現、音楽表現

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IL300Affettoに出来ないことはありません。
X3-HDSD-HPA(アンバランス)なら豊かなボーカルを表現します。





DSD、ハイレゾ、MP3、
ロック、バラード、クラシック、
どんな音源、どんなジャンルでも感動する音楽を聴かせてくれます。

【 試聴環境 】
PCプレーヤー   JRiver Media Center(44KHz→96KHz変換)
ヘッドホンアンプ  JAVS X3-HDSD-HPA (MUSES01)
イヤホン     IL300Affetto (アンバランス)

MUSES01のバランス回路で聴く音楽 [音源、曲紹介]

圧倒的な音、空間再現力

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バランス駆動はヘッドホン、DACアンプの性能を100%発揮することができます。
使用イヤホン、ヘッドホンは、IL300 AffettoとAKG K712、K701です。





この音楽を一言で言うなら、
圧倒的。
大型スピーカーで聴いているよう。
PVを見ながら聴くと、本当にスピーカーで聴いているよう。
一番良いのはイヤホンのIL300。

奥行きのある音楽空間

単に音場が広いイヤホン、ヘッドホンなら、世の中にいくらでも存在するが、
IL300、K712、K701に共通していることは、音楽に奥行きがあること。
イヤホン、ヘッドホンを評するときに、高音がどう、低音がどう、音場がどう、解像度がどう、と言うが、
一番重要なことは、「無音部分をいかに無音にするか」ということ。
SNで言えば、「0dbをいかに0dbにするか」ということ。
ディスプレイで言えば、黒をいかに真っ黒にするかということ。
0dbが0dbでないなら、カタログ値が130dbでも意味の無いこと。
0dbを0dbにすることで、音の奥行きを再現することができる。
だから、スピーカーで聴いているような奥行きを感じることができる。

【 試聴環境 】
PCプレーヤー   JRiver Media Center (44KHz→96KHz変換)
DAC        JAVS X3-HDSD-DAC (MUSES01)
バランスHPA    Lzio HAV3 (MUSES01チューン)

MP3で豊かな音楽を [音源、曲紹介]

既存の音楽を、より良く聴く。

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世の中のほとんどの音源はMP3。
MP3をシンプルな構成、X3-HDSD-HPAとAKG K712で、
MP3がすばらしい音楽に変わります。

EXILE ATSUSHI + AI
1. Be Brave   44KHz/16bit
2. So Special  44KHz/16bit


Be Brave は、二人のハーモニーが広いステージで描かれます。
So Specialは、ギターとドラムの立体的な音楽空間が描かれます。

ディスクリートアンプで描かれる音楽空間は臨場感があります。
大きなステージが存在して、音楽の空間感があります。
K712が、それを忠実に描き出します。
ボーカル、楽器の全てが鮮明に描かれ、立体的な音楽空間が作られます。
ステージの最前列で聴いているような臨場感があります。

精密で大きな音楽が臨場感がある空間に描かれます。

(補足)
ヘッドホンケーブルにBELDEN 88761を使っています。
SN、透明感の向上、高音~低音まで忠実にしっかり出ます。
USBケーブルにユニブレインを使っています。
両者の共通点は、情報量が上がり、音の精度が上がります。
音の余韻まで精密に再現し、空間再現も精密になります。
ケーブルに関しては、そのうち詳細をレビューします。

【 試聴環境 】
PCプレーヤー    JRiver Media Center (44KHz→96KHz変換再生)
ヘッドホンアンプ  JAVS X3-HDSD-HPA (MUSES01装着)
ヘッドホン     AKG K712  (K702のイヤーパッド使用)


PCM 96KHz/24bit [音源、曲紹介]

Utada Hikaru Single Collection

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私がDSD音源のことばかり言うので、PCMはどうなの?

音源の質は、録音の質、マスタリングの質、で決まります。
マスタリングは手間をかけるほどコストが掛かります。
有名歌手のマスターは古いものが多いです。
宇多田ヒカルは比較的マスターが新しく、
日本一売れたCDだから、マスタリングの予算をかけることができます。
宇多田ヒカルのハイレゾは日本で最高のハイレゾ(PCM)音源だと言うことができます。

宇多田ヒカルの時代は、アナログからデジタルに変わる変革期でした。
初期の曲はアナログ、最後のほうは192KHz/24bitと、多種のマスターが混在しています。

これがPCMハイレゾの醍醐味だ

Utada Hikaru Single Collection Vol.2

Prisoner Of Love  96KHz/24bit
(マスターも96KHz/24bit)



Be My Last  96KHz/24bit
(マスターは192KHz/24bit)



宇多田ヒカルという歌手の良さもありますが、
他の(無名)歌手の音源より、明らかに質が良いです。
マスタリング技術によって、ハイレゾの良さを十分に発揮しているように思います。
解像度の高さ、音域の広さ、ダイナミックレンジの広さ、自然な立体感、広く奥深い空間、
PCMハイレゾの醍醐味を味わえる音源です。
音の凄さに圧倒されます。

宇多田ヒカルのハイレゾ音源は、全てマスタリング技術がすばらしく、
MP3とは全く違うスケールの大きな音楽を聴くことができます。

DSD音源はマスタリングをあまりしないで、原音を忠実に伝える音源ですが、
PCM音源はマスタリング技術によって、すばらしい音楽を作ることができます。

CARAT-TOPAZ Signature(MUSES01換装品)で96KHz/24bitを聴くと、
圧倒的な音、SN、解像度、とにかく精密な音、透明感、キレキレです。
単にキレを求めるならOPA627でも良いですが、
MUSES01は音楽性が豊かで、整った音楽です。
特に高音の再現力と空間の再現力は、他のOPAMPとは一線を画します。

【 試聴環境 】
PCプレーヤー   JRiver Media Center
USB-DAC     CARAT-TOPAZ Signature(MUSES01換装品)
ヘッドホンアンプ  Lzio HAV3 (バランス出力)
イヤホン      IL300 Affetto (バランス接続)




素晴らしいDSD音源 [音源、曲紹介]

なんと!DSD11.2MHz録音。

溝口肇プロデュース
ピアニスト Emy Todoroki-Schwartz

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私の環境では5.6MHzまでだが、
11.2MHzを再生できる機器はあっても、11.2MHzを忠実に表現できる出力媒体は存在しないだろう。
11.2MHz録音は将来のための投資である。

Gavotte with 6 Variations


Pavane Op.50


Love's Sorrow - 愛の悲しみ -


メイキング


3曲もPVを作ってくれたのは、うれしい。
全曲あれば、もっと良いが。

これがDSD音源の醍醐味だ

とにかくすばらしい。
ただ、感動
PVを見ながら、DSDを聴くと、感動
初めて聴く音楽である。

DSD音源のおいしいところを全て味わえる。
DSD音源にとって、大きな一歩になるだろう。
新たな音源の世界を切り開いた、歴史的な音源である。

機械を通して聴いているという感覚が全く無い。

【 試聴環境 】
PCプレーヤー JRiver Media Center
USB-DAC   JAVS X3-HDSD-DAC(MUSES01装着)
ヘッドホンアンプ Lzio HAV3 (バランス出力) 
イヤホン     IL300 Affetto (バランス接続)


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